当サイトはアフェリエイト広告を利用しています。

お墓参りと温泉   

散文
スポンサーリンク

今年は父の7回忌。

本来なら子どもたちと揃ってお墓参りして、

その後は宴会という予定をしていた夏。

私の体調が思わしくないことが続き、

今年は中止にした。

娘にとっては祖父と祖母になるが、

先日、娘がひとりでお墓参りに行ってくれた。

そしてやっと私もなんとか体調が良くなってきたので、

娘の運転でお墓参りに。

娘が物凄くキレイにしてくれていたお陰で、

お墓はピカピカだった。

きっと父も母も喜んでいたに違いない。

両親が眠るお墓の近くに日帰り温泉がある。

お墓参りの帰りに寄ってみようと予定を立てていた。

娘と温泉なんて、20年ぶりくらいになる。

行くことが決まってからその日がくるまでの毎日が

楽しみで1日、1日がとても長く感じた。

娘と温泉に入ると必ず思い出すことがある。

まだ娘が3歳くらいのときのことだ。

温泉が楽しすぎて長湯してしまい、

のぼせてしまったのだ。

唇は紫色になり、目は閉じたまま。

声をかけても返事さえできないくらいになってしまい、

大変慌てた。

その温泉の人が手際よく対処してくれたので、

大事にはならずに済んだ。

娘と一緒に温泉に入ると必ずこの話をするので、

今回も娘から何度も聞いていると笑われてしまった。

秋の紅葉をかなり期待していたのだが、

温泉から眺める木々は、紅葉には程遠く、

まだ青々としていた。

昼前ということもあり、

混み合うこともなく、悠々と温泉に浸かることができた。

休日のとても良く晴れたお天気の下で、

娘と入る温泉は格別だった。


投稿者:sora

平日は派遣でフルタイム働き、還暦を迎えても若い頃と変わらずに、興味のあること知りたいことには貪欲に「楽しく生きる」を追求しています。

写真素材無料【写真AC】
散文
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
タイトルとURLをコピーしました