こんにちはsoraです。
最近は雨が続いていて、
気分も少し滅入るような感じです。
お天気がよくないときこそ、
仕事は楽しくできるようにしたいと思います。
見たい景色をみるためにはあきらめない
いくつになっても「あきらめない」ということが
本当に大事なことだと感じました。
面倒なことや、苦手なことは誰しもやりたくないし、避けたくなるものです。
ここで違いが出てくるのは、
避けないでやることが出来る人が先へ進めるということだと思うのです。
あきらめずにやることで、見えなかった景色を見ることができる。
願わくば、見えなかった景色を見たいものです。
それには、途中であきらめては見ることができません。
「あきらめない力」について考えていたころ、
ちょうどよいお手本になるような方と応対しました。
簡単なことが簡単ではないもどかしさ
仕事柄、様々な年齢の方と応対します。
今回は80歳の女性です。
以前にも触れましたが、
企業にはネットで操作できる「マイページ」というのがあります。
この女性はその操作を、いくらやってもできないため、
スピーカーにして説明をしてもらいながら操作したいと申出でした。
『スピーカーにして』というのは、
スマホを操作するのに電話もそのスマホのため、
スピーカーにして操作したいというわけです。
高齢の方の場合、
電話で話ながら操作するというのはありますが、
その場合大概は子機で話ながら、スマホを操作するとか、
スマホで話ながらパソコンで操作するというように、
ひとつのスマホで電話とネット操作をするという方はめったに
いらっしゃらないのが現状です。
しかし、80歳という高齢にもかかわらず、
この方は一つのスマホで電話応対とネット操作をするということでした。
iPhoneなのかアンドロイドなのか、
ご自身のスマホがどれなのかもわからないようでしたので、
大丈夫かなと心配をしながらも、
一つ一つ丁寧に説明しながら操作していただきました。
一番最初のログインでつまづき、
どうなるかと心配しながら、説明していました。
大概の方は、思うようにログイン出来ない状態の場合には、
あきらめて今回はやめると言い出します。
途中で操作をやめてしまうので、
最後まで出来ない状態がほとんどです。
特に高齢の方は、途中であきらめてしまう方がほとんどです。
しかし、今回の女性は何度もつまづきながらも、
決して「もういいです。あきらめます。」とは一言も言わず、
何度も何度も挑戦し続けていました。
そして、ひとつクリアできたたびに、
「あ~できた うれしい~」と、
とても無邪気に喜びを表現して、
そして次の操作に取り掛かっていきました。
ひとつの操作をクリアするまで何度もつまづき、
決してスムーズにはいかないのですが、
必ず、クリアできるまであきらめずに次へ進めていきました。
ネット操作に詳しい方なら、
最初から終わりまでの時間は10分もあれば余裕でできることです。
その10分で終るような操作に1時間もかかってしまいました。
全て無事に操作できて完了した際には、
1時間もかかってしまったことに対して、
『辛抱強く付き合ってくれてありがとう。感謝です。』と
お礼のお言葉をくださいました。
高齢にも関わらず、決してあきらめずに挑戦してくださり、
最後まで無事に完了できたことに私もうれしくて、
楽しい時間を過ごせていただいたとお伝えして、
笑いの中でお互いに労いあって終話しました。
あきらめないことで見える景色が変わる
何事もあきらめてしまったら、その先はないと思います。
苦難にぶつかると、どうしてもくじけてしまって、
もういいやとあきらめてしまいがちです。
どちらかというと、好きなことにはあきらめずに取り組めるのに、
そうでないことは簡単にあきらめてしまうほうです。
できることなら苦手なことはやりたくない。
しかし、それでは見たいと思っている景色は一生見ることはできない。
「あきらめない力」とはどうことかと考えていたときに、
この80歳の女性との応対をしたことで、
これが「あきあらめない力」そのもなのではないかと思ったのです。
80歳の高齢の方には、
ネット操作はそれほど近しいものではなかったと思います。
その証拠に、大概の方はあきらめてしまいます。
でも、この女性は決してあきらめず、
ひとつクリアすることに、ともて無邪気に喜ばれて、
次の操作にいくときも、ひとつひとつ丁寧に、
そして、ワクワク感を持って操作していたのです。
「あきあらめない力」を持っているからなのか、
声もとても若々しく、とても素直に接してくださって、
かわいらしい方でした。
切電後、私もどんなに高齢になっても、
「素直さ」と「あきらめない力」を持っていたいと思いました。
投稿者:sora
平日は派遣でフルタイム働き、還暦を迎えても若い頃と変わらずに、興味のあること知りたいことには貪欲に「楽しく生きる」を追求しています。