久しぶりに聞いた「キラキラネーム」の言葉。
たまたま同じ空間にいた女性ふたり。
年齢的には20歳半ばから30歳前くらいな感じ。
ふたりで仕事の話をしているらしく、
取引先のひとの名前がキラキラネームのようで、
「漢字だけだと絶対に読めないよね」という会話をしていた。
そして、
「良かったわたし、キラキラネームじゃなくて。
親に感謝しなくちゃ。」と。
もうひとりの女性も同様に「わたしも」と。
キラキラネームは1990年代半ば以降から増加したようで、
2000年代前半〜2010年前後に全盛期を迎えたそうだ。
見た目年齢では、キラキラネーム世代になると思われるが、
この会話からふたりの女性はキラキラネームではないということだ。
ふたりの会話を聞き入っていたわけではないが、
すぐ近くにいる私には必然と聞こえてしまう。
「キラキラネームって、きっと本人も嫌だろうね。」
「そうだよね。漢字だけじゃ絶対に読めないし、
きっといちいち説明しなくちゃならないし、大変そうだよね。」
キラキラネーム世代のひとでもこのように思うのだから、
当のキラキラネームのひとはきっと大変な思いをしているのだろう。
4年くらい前に、キラキラネームの男性が改名するというニュースを見た。
きっと誰もがこのニュースを目にしたことが一度はあると思う。
他に改名したというニュースは聞いたことがないけれど、
人知れず改名しているひともいるかもしれない。
名前も流行りがあって、
昔は女の子には「○○子」と、
ほとんどの女の子は「子」のつく名前だった。
その後「子」がつかなくなり、
そして、キラキラネームの時代になった。
キラキラネームという言葉はなかったかもしれないが、
昔のひとの名前だけを見れば、
キラキラネームと思われる名前もある。
キラキラネームの時代が終わってからは、
ひらがなの名前が増えたそうだ。
私の同世代でもひらがなの名前のひとはいる。
いつの時代であろうとも、
子どもの名前は親になる頃に一番に考えること。
子どもに願いを込めた名前を考えたり、
漢字の意味合いで考えたり。
キラキラネームであってもそうでなくても、
一生懸命考えてつけた名前だから、
親の思いが子どもに伝わることが一番大切だね。
投稿者:sora
平日は派遣でフルタイム働き、還暦を迎えても若い頃と変わらずに、興味のあること知りたいことには貪欲に「楽しく生きる」を追求しています。