小学生のランドセルも色様々にカラフルになった。
今でも赤の女子や黒の男子もいるけれど、
以前に比べると、カラフルなランドセルの小学生を見かけるようになった。
最近ではタブレットを使うため昔よりも大きめになっている。
1年生が背負っているとランドセルが歩いているように目立つ。
私は小学生の頃、2年生までしか背負っていなかった。
3年生になると背が高い私には小さくて背負えなかった。
替わりに差し込み式留め金の付いた厚手で
表は布製で中身はビニール製のカバンを下げていた。
男子は白の布製の肩掛けカバンだった。
ランドセルを6年生まで背負っているのはごくわずかだったように思う。
今の子どもたちは6年生まで背負っている。
我が子たちも背負っていた。
ランドセルが大きくなって背負えていたので何も考えなかった。
ランドセルが大きくなったことと中に入れる量が多いことで大変重たく、
相当な負担がかかっているという。
それを解決すべく「さんぽセル」というものが開発され、
背負わずに引いて歩けるという。
子どもたちにとってはありがたいことだ。
開発したのも小学生というから、いかに毎日負担に感じていたということだろう。
今になって大人たちから批判が浴びせられ、
子どもたちに論破されているという記事を目にした。
そもそもランドセルはなぜ革製品でないといけないのか?
昔から当然のように革製品の物しかない。
昔ながらの黒の革製品の学生カバンを持っている中高生はひとりもいない。
みなナイロン製のリュックが主流だ。
なぜ小学生だけ革製品のランドセルなのか?
成長に合わせて変えていく方法もあっていいのでは?
成長に合わせて変えて行けば、わざわざ「さんぽセル」で引いて歩かなくてもいい。
大人たちも批判するのではなく、
革製品のランドセルでなくてもいいんだと教えてあげればいいのに。
私立の小学校では指定のランドセルがあるようだが、
公立では革製品のランドセルが義務化されているわけではない。
学校によっては決められているかもしれないが、
ほとんどは決められていない。
「さんぽセル」はせっかく買ってもらったランドセルを6年間使えることになる。
無理に6年間使わなくて済むならば、
引いて歩くのではなく、布製品やナイロン製品のランドセルにすれば、
軽くて両手も使えて楽ちんに思える。
昔のようにランドセルだけでない自由さがもっとあっていいのに。
投稿者:sora
平日は派遣でフルタイム働き、還暦を迎えても若い頃と変わらずに、興味のあること知りたいことには貪欲に「楽しく生きる」を追求しています。